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稽古場ノート 3月18日

言葉にならないことを言葉にして伝える。

むつかしいなぁ。

言葉にならないサムシングに必死で触れようとすること。それが舞踏だとぼくは思っています。
勇気を出して、わざわざ訪ねて来てくれた生徒さんに、どうやって舞踏の本質を伝えればいいのか?

「分からない・・・」

よく舞踏の稽古を始めて体験される方は仰います。
とっても正直な答えだと思います。

分かりやすく伝えたい。だけど、言葉で分かった気になってしまったら、途端に舞踏の神秘が消えてしまう。
分からないことを、分からないままにしておく勇気からしか舞踏は始まりません。
それはもう、繊細な繊細な入り口です。

出来ることなら、ぼくが説明するのではなく、生徒さんが自分で自分自身の中にあるサムシングに触れ、その人にしかない踊りの誕生に出逢う瞬間を残しておいてあげたい。

分からない、なのになぜ私は踊るのか?
言葉にならない、でもこの確かさはいったいなんだろうか?
この喜びは、このトキメキはいったいなんだ。
そういったことを、その瞬間をどうかご自身で体験していただきたいのです。

道は険しい。
そして、もちろんぼくも、その長い旅の途上です。
だから「簡単に辿り着けますよ。」なんてウソはつけない。

だけど、根気良く稽古を続けていれば、いつかきっと震えるような踊りの喜びに出逢えると信じています。

それにしても、生徒さんにはいつも教えられます。
生徒さんがぼくの先生です。

舞踏を学ぶための、うまいこと書かれたマニュアルなんてどこにもない。
いつだって、シナリオなしの人間と人間の誤魔化しのきかない真剣勝負です。

「舞踏はその人の人間性の深さとイコールだよ。人間が未熟なのに、踊りだけが成熟することなんてない。」
よく大野慶人先生から言われたことです。

おぅ、今夜はやけにその言葉が身に沁みるぜ。

まぁ、のたうち回りながら探して行きます。

これから出逢うみなさま、どうぞよろしくお付き合いください。

さぁ、試練だ。
ぼくが選んだ道だ。

まずは、一歩

それから・・・

稽古場 1
Seiji Tanaka Dance Studio





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