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デュッセルドルフ舞踏フェスティバル公演評

デュッセルドルフ舞踏フェスティバル「 Ghost - deep Soul - death bears life」についての、MELANIE SUCHYさんの公演評がドイツのRPオンラインに載せられました。

「Ghost - deep Soul - death bears life」公演評

以下は、薗 愛凛花さんが素晴らしい日本語に訳してくださったものです。

Con-Sum ホール杮落とし ― 舞踏公演(30.05.2011 - 02:30)
役目を終えた、かつては工場だったその建物が、これほど魅力的に生まれ変わるとは!Con-Sum として知られたロンスドルファー通りのパン工場が、芸術の場となって生まれ変わった。所有者であり、この度財団としても認証されたハンス=ペーター・ツィンマーマン芸術財団は、この建物の新たな門出に相応しく、杮落としの栄誉を〈舞踏〉に捧げた。第二次世界大戦後に日本で発展したこの舞踊形式は、人間の身体とその内に湧き上がる感情を、彼を取り巻く世界や自然との関係において捉え、栄枯盛衰を意のままに操る。〈変容〉がその本質である。

舞踏公演《霊・深き魂 ― 死は生を生む》は、情熱の迸りを憚ることもなく、建物中を、まるで障害物レースと化した。財団代表のヴォルフガング・シェーファーは、ホールの5つの地点からの同時発信をコンセプトとし、東京・ベルリン・デュッセルドルフから7人の芸術家を招聘した。 

ホールの空間いっぱいに踊りまくる公演といえども、ビアガーデンのベンチに犇く多くの観客たちを、これほど緊張させずにはおかない舞踊公演は、そう多くはない。長いホールを4人のダンサーが、コースを外れた飛行機よろしく駆け回る。それにしても、うら若き田中誠司の〈舞踏〉は、何時間見ても見飽きない。裸足に、白塗りの肌。彼はまるで、異なる時空間に歩み入るかのように、工場の裏庭に姿を現す。そう、タイトルの〈霊〉のように。ゆるりとした足取り、物に憑かれたような眼差し、そして、宙を漂う腕(かいな)。何度も何度も、彼は崩れ落ち、ガチャガチャと音を立てる金属塊に歩み寄っては、ニッチに絡まった蔦を毟り取る。……意気消沈し、絶望した人間の営みそのもののように。

メラニー・ズーヒー(RP)

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